1)摩耗モードから逆算して、材料を設計する
「どこが」「どう削れて」「なぜ寿命に到達しないのか」を整理し、
耐摩耗性だけでなく、低摩擦・相手材適合・温度特性などを含めて材料側で最適化します。
必要なら、ベース樹脂や配合設計まで踏み込み、条件に合わせた“勝ち筋”をつくります。
2)形状で寿命を伸ばす(荷重・熱・粉の逃げ道)
同じ材料でも、形状と当たり方で寿命は大きく変わります。
荷重が集中しない面圧設計、発熱を抑える工夫、摩耗粉や異物の逃げ設計など、
壊れ方をコントロールする発想で形状を詰めます。
3)CAEと評価で、手戻りなく“実証”する
作ってから試すのではなく、事前に挙動を見立て、評価で裏付ける。
長寿命化は「想定外」が出やすい分野なので、解析と実機試験の往復で精度を上げ、狙い通りの寿命へ収束させます。