NON-CONTACT TRIBOLOGY SOLUTION
クリーン環境下での
異物混入対策・無給油化を支える
樹脂製
非接触軸受・
非接触シール
摩擦や摩耗の根本原因となる駆動部の接触を避けることで、 半導体・食品・医薬品などの製造ラインのクリーン化と、 メンテナンス負担の軽減を支えます。
製造装置の摩耗・錆・潤滑管理による課題
製造装置の駆動部では、接触による摩耗や錆・腐食、 油・グリースの管理などが、 製品品質や設備の安定稼働に影響することがあります。
圧縮空気を利用した2つの非接触技術
「軸を支える」非接触軸受と、 「異物を封じる」非接触シール。 用途に応じて、製造装置の駆動部・シール部にご提案します。
非接触軸受 (静圧気体軸受)
PRINCIPLE / 原理
外部から供給される圧縮空気によって 軸受すきまに気体膜を形成し、 非接触で駆動軸を支えます。
主な役割
非接触シール (エアシール)
PRINCIPLE / 原理
外部から供給される圧縮空気によって シールすきまに気流を形成し、 非接触で対象物をシールします。
主な役割
非接触・無給油・樹脂製で、
クリーン化と保全負荷低減へ
非接触
接触部をなくすことで摩擦・摩耗を抑え、 摩耗粉や異物の発生低減に配慮。 クリーン性が求められる製造環境を支えます。
無給油
油・グリースを使用しない構成を検討でき、 給脂・清掃などの管理負荷や 油脂による汚染リスクの低減につなげます。
樹脂製
錆や腐食が問題となる環境での採用を検討できます。 水気・洗浄工程や食品用途など、 使用条件に応じた材料選定をご相談いただけます。
製造装置のクリーン化が求められる
駆動部・シール部へ
食品業界で量産・評価実績あり
撹拌機・混合機など
よくあるご質問
Q1. 非接触軸受と非接触シールの違いは何ですか?
非接触軸受は、圧縮空気による気体膜で軸を支持する製品です。 非接触シールは、圧縮空気による気流を利用して、 粉体・液体・気体・異物などの侵入や飛散を抑える製品です。
Q2. 油やグリースは必要ですか?
圧縮空気を利用するため、 軸受部・シール部を油やグリースを使用しない構成で 検討できます。
Q3. 設計検討には、どのような情報が必要ですか?
分かる範囲で、軸径、回転数、荷重、対象物、 使用温度、周辺環境、供給可能なエア圧力・流量などを ご共有ください。
軸受・シールのどちらを検討すべきか分からない場合も、 装置の課題や使用条件からご相談いただけます。
Q4. 食品ラインで使用できますか?
食品用器具・容器包装のポジティブリスト制度に適合する 樹脂材料の選定・製作に対応可能です。
実際の適用可否は、食品との接触有無、 使用温度・時間、洗浄条件などを確認したうえで検討します。
Q5. 標準品ですか?カスタム対応ですか?
お客様の設備や使用条件に合わせた 個別設計(カスタムメイド)を基本としています。 寸法・材料・エア供給条件などを確認しながらご提案します。
非接触軸受・非接触シールで
製造ラインのクリーン化と保全負荷低減へ
軸を「支える」、異物を「封じる」。
用途条件に応じて、
材料・形状・空気供給・周辺構造まで含めてご提案します。
COMPARISON
転がり軸受との比較
| 比較項目 |
樹脂製 静圧気体軸受 (非接触) |
転がり軸受 |
|---|---|---|
| 1)クリーン性 (摩耗粉・油脂・錆の不安) | ◎ | △ |
| 2)メンテ負担 (給脂・清掃・交換頻度) | ◎ | ○ |
| 3)低トルク/摩擦損失 (効率) | ◎ | ○ |
| 4)荷重・剛性 (許容荷重/変位の小ささ) | △ *1 | ◎ |
| 5)偏荷重・据付誤差の許容 (軸ズレ/傾き) | ○ *2 | ○ |
| 6)設備要件 (空気源・配管・制御) | △ *3 | ◎ |
| 7)立上げ/停止時の安全性 (圧低下時の保護) | △ *4 | ○ |
(◎=優位性が期待できる、○=適用を検討しやすい、△=条件確認が必要)
*1 荷重・剛性:必要荷重・許容変位は、 給気圧・流量・すきま・軸径・偏心条件で左右されます。
*2 偏荷重・据付誤差: 偏心・傾きが出る前提で、すきまや給気構造を調整します。
*3 設備要件: 清浄・乾燥した圧縮空気が必要です。 既設エアの圧力・流量やフィルタの有無により、 追加機器や配管構成が変わります。
*4 立上げ・停止: 給気不足で動かすと接触リスクが高まるため、 圧低下検知や動作停止などの保護を推奨します。
STARLITE TECHNOLOGY
静圧気体軸受の特長:
偏負荷時にも圧力を維持しやすいエア供給構造
実機では、理想的な同心状態だけでなく、 偏心や傾きなどによる偏負荷が起こることがあります。
スターライトは、偏負荷条件を想定し、 端面側でも圧力を維持しやすい給気設計を採用しています。
これにより、同一給気圧力条件において、 当社従来構造よりも高い負荷容量が確認されています (評価条件の一例)。
EVALUATION EXAMPLE
負荷容量と給気圧の関係(評価例)
静圧気体軸受は、一般に給気圧が上がるほど 負荷容量が向上します。
当社の評価例でも、給気圧(例:0.3〜0.5MPa)の変化に応じて 負荷容量が高くなる傾向を示しています。
偏負荷を受けやすい実機条件でも、 端面側まで圧力を供給しやすい構造により、 負荷容量向上を狙える設計です。
※右図は当社評価の一例です。 負荷容量は、軸受と軸が接触する最大負荷容量の 60%に相当する値を示しています。
軸受寸法諸元
NON-CONTACT SEAL TECHNOLOGY
非接触シールの特長:
気流で異物の侵入・飛散を抑える
外部から供給される圧縮空気によって シールすきまに気流を形成し、 対象物に接触せずにシールします。
粉体・液体・気体・異物の装置内部への侵入や、 装置外部への飛散を抑えたい箇所で検討できます。