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MOLD ENGINEERING / 射出成形金型技術

高精度樹脂部品の
安定量産を支える金型技術

設計・CAE・試作評価・保全まで、量産品質を見据えて検討

反りや寸法ばらつき、厚肉・複雑形状などの課題に対し、材料と形状の特性を踏まえて金型構造と成形条件を検討します。
スターライトは、試作時の確認から量産立ち上げ、その後の保全までをつなげます。

CHALLENGE

量産品質を左右する金型設計

高精度樹脂部品を量産で安定してつくるには、成形機の性能に加え、樹脂材料に合った金型構造と成形条件の設定が重要です。

寸法と形状

寸法ばらつきや反りが、組立性や機能に影響する。

外観と品質

バリ、ヒケ、ウェルドラインが製品品質の課題になる。

生産性

成形サイクルのばらつきや時間の増加が量産に影響する。

材料によって流動、固化、熱収縮の挙動は異なります。スターライトは、ゲート位置、ランナー構造、冷却回路などを成形条件とともに検討し、量産時の品質を見据えて金型仕様を決めていきます。

用語について

バリは樹脂のはみ出し、ヒケは表面の凹み、ウェルドラインは樹脂流れの合流部に生じる線状の痕です。各現象の影響は部品の用途や要求性能によって異なります。

DESIGN & CAE

CAEと実測をつなぐ金型設計

射出成形解析を用いて、流動や冷却、圧力分布、反りなどを事前に検討します。ウェルドラインの発生位置やヒケ・反りのリスク、ゲート位置と冷却回路の構成を確認し、金型設計に反映します。

解析結果だけで最終判断はしません。厚肉品やアンダーカットを含む部品では、試作時の外観・寸法などの測定結果と、30年以上にわたり蓄積してきた成形・金型設計の知見を合わせ、金型構造と成形条件を調整します。

用語について

アンダーカットは、金型を開く方向へそのまま取り出せない形状です。形状に応じてスライド機構などを検討します。

金型設計の検討に関する写真
解析結果と試作結果を設計に反映する工程。
01 / HEARING

仕様・課題の確認

用途、使用条件、図面の要求、現在の課題を確認。

02 / CAE

解析・成形性の検討

流動、冷却、反りなどのリスクを事前に検討。

03 / MOLD

金型設計・製作

材料と形状に応じて金型構造を具体化。

04 / TRIAL

試作・測定・調整

外観や寸法を確認し、条件と金型へ反映。

05 / MAINTENANCE

量産・保全

量産時の変化を確認し、点検と改善につなげる。

COLLABORATION

お客様・設計・成形現場がつながる体制

図面に示された寸法・公差と製品の使用条件を確認し、材料、部品形状、金型構造、成形条件を合わせて検討します。

社内外の専門家、金型メーカー、量産現場が連携し、加工上の制約、保全性、品質上のリスクを確認します。開発初期からお客様と情報を共有し、試作で得た外観・寸法・反りなどの結果を、設計や成形条件へ反映します。

自動車メーカーなどとの共同開発では、図面だけでなく実機も確認し、製品の意匠要件と成形性を合わせて検討してきました。

金型の製作だけで終わらせず、量産で使用する条件まで見据えて仕様を検討します。

設計と製造部門の協働に関する写真
設計と量産の間で、試作結果と要求仕様を共有します。
CAPABILITIES

金型技術の対応領域

材料、部品、成形方法、金型構造を区別して示します。個別の寸法精度や量産条件への対応は、形状・材料・要求仕様を確認したうえで検討します。

樹脂材料汎用樹脂からスーパーエンプラまで。PEEK、PPSなどの材料特性を踏まえて検討します。
金型材質SKD材、NAK材、アルミ材などを、用途、想定ショット数、コスト要件に応じて選定します。
部品の大きさ指先サイズの微小精密部品から大型部品まで。具体的な対応寸法は仕様に応じて確認します。
製品例ヘリカル歯車、ウォーム歯車、かさ歯車などの樹脂歯車、自動車向け機構部品。
成形方法・金型構造インサート成形、ホットランナー金型、ねじ抜き機構など。

厚肉の樹脂部品

収縮、冷却の偏り、残留応力を踏まえ、形状と条件を検討します。

アンダーカットを含む形状

取り出し機構に加え、量産時の耐久性と保全性も考慮します。

PEEK・PPS等の成形

材料に応じた温度条件、金型構造、寸法安定性を確認します。

樹脂部品と金型を示すイメージ
対応領域のイメージ。具体的な対応条件は案件ごとに確認します。

厚肉・複雑形状・寸法精度の課題を、部品の用途からご相談ください。

図面がある場合は、材料、使用条件、予定数量なども併せてお知らせください。

MAINTENANCE

量産後の品質を支える金型保全

成形を続けると、材料由来のガス成分や添加剤などの付着物が金型やガス抜き部に蓄積することがあります。点検と清掃、必要な部品交換を組み合わせ、外観や寸法の変化を抑えることを目指します。

スターライトでは、材料や金型構造の特性を踏まえ、ショット数(成形回数)を基準とする保全周期を設定します。日常点検と計画保全を組み合わせ、立ち上げ時の状態を継続して確認します。

01 / DAILY

日常点検

付着物やベント周辺の状態を確認し、必要に応じて清掃。

02 / PLANNED

計画保全

金型を分解し、磨きや摩耗部品の交換を実施。

03 / FEEDBACK

状態の確認

外観・寸法・成形安定性の変化を確認し、次の保全へ反映。

金型メンテナンスに関する写真
金型の状態を継続的に確認する保全の取り組み。
金型・成形現場に関する写真
点検の情報を次の保全へ反映します。
用語について

ベントは金型内の空気やガスを逃がす部分です。ショット数は成形回数を示し、点検・保全周期を考える際の目安の一つになります。

BEFORE CONTACT

ご相談時に共有いただきたい情報

分かる範囲でお知らせください。すべての項目が確定している必要はありません。

用途・使用条件温度、荷重、使用環境、相手部品など
部品の要求形状、寸法・公差、外観、組立条件など
材料と生産材料候補、予定数量、量産開始時期など
現在の課題反り、寸法ばらつき、ヒケ、保全上の問題など
FAQ

よくあるご相談

図面が確定する前でも相談できますか?

本ページで紹介した検討では、開発初期から用途や使用条件を確認します。現時点で分かる形状、材料候補、要求性能をお知らせください。具体的な対応は内容を確認してご案内します。

反りや寸法ばらつきの課題は相談できますか?

製品形状、材料、成形条件、測定結果などを確認し、金型構造や成形条件を含めた検討につなげます。現在の図面や現象が分かる資料があれば併せてお知らせください。

対応できる寸法精度や製品サイズは決まっていますか?

必要な精度や対応可能な大きさは、材料、形状、測定方法、生産数量などによって異なります。対象部品の条件を確認したうえでご案内します。

図面や写真を添えて相談するには?

お問い合わせフォームには、図面・写真・仕様書を添える場合の送付先が案内されています。フォームの説明をご確認のうえ、用途や課題も併せてお知らせください。

CONTACT

樹脂部品の設計段階から、
金型と量産条件を考える。

厚肉・複雑形状、高精度部品、量産時の寸法・外観の課題についてご相談ください。用途や図面の要求を踏まえ、検討の進め方をご案内します。

図面・使用条件をもとに技術相談する

フォーム内に、図面・写真・仕様書を添えて相談する方法も掲載しています。