- クレーン
- プレス機
- ロボット
ブレーキ・クラッチ・保持用 摩擦材ラインナップ
高荷重用途から射出成形・環境配慮型まで。
用途・形状・量産条件に応じた摩擦材をご提案します。
FRICTION MATERIAL SOLUTIONS
用途・形状・量産条件に合わせて選べる
ブレーキ・クラッチ・保持用摩擦材
スターライト工業は、産業機械向け摩擦材を60年以上にわたり開発してきました。 大型設備・高荷重用途向けのレジンモールド摩擦材から、 形状自由度と量産性に優れる射出成形摩擦材、 環境配慮型のバイオマス樹脂摩擦材まで、 使用条件に応じた材料をご提案します。
MATERIAL LINEUP
目的から選ぶ3つの摩擦材
求める性能や製造方法に合わせて、3つの方向からご検討いただけます。
FRISP / RESIN MOLDED FRICTION MATERIAL
高荷重・大型設備向け
フリスプ・レジンモールド摩擦材
大型鍛造・板金プレス機、天井走行クレーン、 製紙の巻取りワインダーブレーキなどで使用実績があります。 耐熱性・耐摩耗性を備え、高温条件下での制動力低下を抑える 耐フェード性を有する摩擦材をラインアップしています。
SHAPE EXAMPLES
用途・設備に合わせた形状に対応
形状例
形状例
形状例
MATERIAL GRADES
要求特性から選ぶ3つの代表グレード
安定したトルク性能
マイルドな接続により装置への衝撃を和らげ、 安定したトルク性能を発揮します。
高い制動力が必要な用途
温度上昇時にも安定したトルクを保持し、 高い制動力が求められる用途に対応します。
高トルクと耐摩耗性
高トルクと耐摩耗性が求められる用途に 適したグレードです。
PROPERTY COMPARISON
代表グレードの物性・摩擦摩耗特性
用途に応じた材料選定の参考として、 代表的な特性値を比較できます。
| 項目 | 条件・測定方法 | #18850 | #18855 | #86140 |
|---|---|---|---|---|
| 密度(g/cm³) | JIS K 7112 | 2.0 | 1.8 | 1.9 |
| 硬さ(HRS) | JIS K 7202 | 70 | 85 | 25 |
| 圧縮強さ(MPa) | JIS K 6911 | 60 | 75 | 25 |
|
シャルピー衝撃強さ ノッチなし(kJ/m²) |
JIS K 7111-1 | 4.0 | 6.2 | 9.1 |
| 摩擦摩耗特性 JIS D 4411 | ||||
| 摩擦係数 | 100℃ | 0.30 | 0.48 | 0.39 |
| 200℃ | 0.32 | 0.50 | 0.46 | |
| 300℃ | 0.33 | 0.45 | 0.45 | |
|
摩耗率 単位仕事当たりの摩耗量 (×10-5 mm³/N・m) |
100℃ | 0.6 | 0.5 | 0.7 |
| 200℃ | 0.8 | 0.9 | 0.9 | |
| 300℃ | 1.8 | 2.9 | 1.7 | |
※掲載値は代表値です。 使用条件や相手材などによって適するグレードは異なります。 材料選定時は用途・使用条件をご相談ください。
高荷重、高温、必要な摩擦係数、摩耗、 装置構造やご希望の形状など、 分かる範囲の条件から候補材を検討します。
フリスプ摩擦材を相談するS-BEAR / INJECTION MOLDED FRICTION MATERIAL
形状自由度と量産性を活かす
S-BEAR 射出成形摩擦材
射出成形による量産性と形状自由度を活かし、 保持用・制動用など要求に応じた材料選択が可能です。 インサート成形による部品一体化や、構造によっては 金属部品の削減・軽量化も検討できます。
FEATURES
保持・制動から形状一体化まで
- 保持用・制動用など、要求される機能に合わせた材料選択が可能
- 射出成形による量産に対応
- インサート成形を活用した部品点数削減を検討可能
- 熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、バイオマス材料などをラインアップ
- 使用条件によっては金属補強を使用しない構造や軽量化も検討可能
- 耐熱性・耐摩耗性や温度変化に対する摩擦特性を考慮した材料選定
MATERIAL COMPARISON
射出成形摩擦材の材料比較
| 項目 | T9190 | X2204 開発材 | X2101 開発材 | 従来材 |
|---|---|---|---|---|
| ベース材料 | TPI | PPF | PA | レジンモールド |
| 摩擦係数 | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
| 比摩耗量 | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
| 強度 | ◎ | ◎ | ◎ | × |
| 静音性 | ◎ | ◎ | ◎ | × |
| 生産性 | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
| バイオマス度 | 0% | 0% | 25%(wt%) | 0% |
※上表は材料間の相対的な比較を示しています。 ○・◎・△・×は使用条件によって評価が異なる場合があります。 詳細な適用条件についてはお問い合わせください。
TECHNICAL CONSULTATION
射出成形摩擦材についてご相談ください
小型化、量産、複雑形状、インサート成形、 部品点数削減など、現在の構造や生産条件から 材料・形状の検討をサポートします。
BIOMASS FRICTION MATERIAL / X2101
環境配慮と摩擦性能を両立する
バイオマス樹脂摩擦材 X2101
開発材X2101は、非可食バイオマス由来樹脂を使用した 熱可塑性樹脂ベースのブレーキ向け摩擦材です。 温度変化による摩擦性能の変化を抑えながら、 射出成形による量産を想定した材料として開発しています。
大阪工研協会 第72回工業技術賞 受賞
非可食バイオマス由来樹脂
バイオマスプラスチック度25%以上の 樹脂をベース材料として使用しています。
耐摩耗性
掲載評価では、化石由来樹脂ベースの従来材に対し、 優れた耐摩耗特性を確認しています。
温度変化に対する安定性
温度変化による静摩擦性能の変化を 小さく抑えることを目指した材料です。
25~150℃の温度領域で
静摩擦性能の変化を抑制
化石由来樹脂ベースの従来材とX2101を比較した掲載評価では、 X2101は温度上昇に対する静摩擦係数の変化が小さい結果を示しています。
※性能は評価条件によるものです。 実際の用途への適用については使用条件を確認のうえ検討します。
想定用途
静音性や安定した保持力・制動力が求められる用途として、 協働ロボットなどに使用される無励磁作動ブレーキへの 用途展開を進めています。
環境配慮型材料への置き換えや、 温度変化のある保持・制動用途についてご相談いただけます。
X2101について相談するTECHNICAL CONSULTATION
どの摩擦材が適しているか
決まっていなくてもご相談ください
使用条件がまだ固まっていない場合でも、 保持・制動、必要な摩擦特性、形状、量産条件など、 分かる範囲の情報から候補材を整理します。